「うつな人に、言ってはいけないこの言葉」という、
All Aboutからの記事をご紹介させていただいて、
ときたま、そのワードでGoogleなどのエンジンで検索されて、
ここに軟着陸される方がいらっしゃいます。

やはり、うつに関する世間の関心は、
ここ数年で格段に上がったように思います。

もし自分もうつになっていなかったならば、
「やる気の問題」、と精神論を語っていたかもしれません。

 

うつ病は、どうやら脳内で何かの神経伝達物質が、
うまく機能していないために起こる病気とされています。
極端な話、原因はよくわかっていないのです。

でも、脳内で何か異常をきたしている、ということはわかります。

薬を飲んでも飲まなくても、起きたら一日中なんとなく気だるかったり、
フッと血の気が引くような立ちくらみのようなめまい
(=浮動性めまい)に襲われたりするからです。
身体は寝てばかりだから疲労もないのに、頭と気分だけが重たい。

 

さて、そんな私ですが、まぁ他人がどうなのかというのも気になるので、
NHKドラマ「ツレがうつになりまして」を見てきましたが。

最後にツレ氏が言った言葉。
うつになってから心がけるようになったこと3つ。

「あ・と・で」

あ ・・・ 焦らない
と ・・・ (自分を)特別扱いにしない
で ・・・ できることからやる

 

すごくわかりやすいですね。

まず「あとで」という語呂がいいです。
「焦らない」ということにも重なってきますが、
心の余裕を作ろうということが非常に大切だと思います。

「できることからやる」
頑張ってるけど、今の自分にはできない。そう思ったら、
今はとりあえず置いておいて自分のできることから片付ける。

逆に「頑張り/やる気が足りないだけ」は自分の手で首を絞めるのと同じ。
だから、「頑張れ」などといった言葉をかけるのはNoGoodです。

 

で、残った「自分を特別扱いしない」というのがわかりにくい、
という意見を見かけたので、私なりの解説というか意見を。

うつになるタイプは基本的に、責任感が人一倍強いタイプです。
その負った責任感を1人で抱え、
全部1人で解決しないといけないと思い込み(気が済まない)、
自分の能力の許容範囲を超えてしまうので、
そしていつしかはパンクして、うつとなってしまうのです。

人間は車のバッテリー(充電池)と同じです。

使えば当然電力はなくなっていきます。
消耗したら充電することで再び使えるようになります。

だけど、使ってなくてもちょっとずつ自然に放電してしまいます。
長期間使ってない車・バイクのエンジンがかからないのは、
自然放電してバッテリーがあがっちゃって、
エンジンのガソリンを点火させるほどの電力が残っていないから。

うつは、その自然放電が異常に起こっている状態なのです。
何もしていなくても、肉体的疲労がたまっていくのです。
長時間動けなくなるのはそういった症状の現れです。

だから、無理に動けば充電がすぐに切れる。

・・・ぷすん。です。

 

まとめると、「特別扱いしない」というのは、
自分が○○だから(上司だからetc)、といって、
なんでもかんでも抱え込まないようにしよう、
誰かに相談できるならしよう、無理しないで支えてもらおう、
そういう感じのことだと考えてもらえればいいのではないでしょうか。

 

長くなりましたが、これを読んでいただいた方で、
周囲にうつの人がいる、自分がそうだという方、長い目で見ましょうや。
人生80年。たまには心にも夏休みをあげてもいいんじゃないかな。
なんかそんな風に、↓の本の帯に書いてあった気がする。

その後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)その後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)
(2009/04)
細川 貂々

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