東北から関東にかけて、地震の影響を受けられた方、
また被災されました方に、心からお見舞い申し上げます。


さて、千葉のQVCフィールド(千葉マリン)の駐車場で、
液状化現象が起こった模様です。

液状化現象は、阪神・淡路のときでも、
六甲アイランドなどで生じた現象なのですが、
なぜ液状化現象が起こるのでしょう。


これをなんと夏休みの理科の宿題として、
中学2年生が実験したレポートを出してきました。


<用意するもの>
ペットボトル、砂、水

1.ペットボトルの7分目くらいまで砂を入れる。
2.水をゆっくりとひたひたになるまで入れる。
3.軽くシェイクして砂全体に行き渡らせる。
4.約10分間放置する。
5.砂より上の部分の水を捨てる。
6.使用済み乾電池などを砂の上に置く。

これでひとまず準備が整いました。

では、地震を想定して、ペットボトルの外から振動を与えてみましょう。
ローターやバイブがある人はそれを使いましょう。
携帯電話のバイブ機能でもいいです。

なにもなければ、トントンと指でつつく感じでもいいです。


すると徐々に、砂の中にあった水分が浮き上がってきて、
乾電池などは砂の中に埋もれていきます。

これで液状化現象のミニスケールでの観察ができます。


なぜこのようなことが起きるかは、粒子レベルのお話になるので、
ここで説明するとだらだらと話してしまうことになります。

簡単にいえば、振動を与えることによって、
水を含んだ砂の粒子が並び揃って、流動性を持つようになります。

すると、砂より軽い水が浮き上がってきて、
砂より重い乾電池は沈んでいきます。


実際に、六甲アイランドやポートアイランドは、
海の上から埋め立ててできた人工島です。

埋立地ですので、地盤は海水を含んでおり、
そこで地震が起こったために液状化現象が生じました。


科学って難しいですが、自然の偉大さを知らされます。
スポンサーサイト
テーマ:自然科学
ジャンル:学問・文化・芸術
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック