んーこうやって百人一首の恋の歌を見ているだけでも、
昔の日本では、「すばらしい新世界(ハックスリー著、講談社文庫)」もびっくりな、
フリーセックスな世の中だったんだな、と思います。
でも、水面下では女性の恨み・嫉妬が渦巻いてそうで怖いですし、
そもそもそういうことができるのは貴族だけだったと思いますが。。。


さて、今日も元気に時代を遡ってみましょう。


摂政右大臣の時の家歌合に、旅宿に逢ふ恋といへる心をよめる
難波江の 葦のかりねの ひとよゆゑ
 みをつくしてや 恋ひわたるべき

              ――皇嘉門院別当 「千載和歌集」


<直訳>
難波の入江に生えていた葦を刈った後に残る根の一節のように、
旅の仮寝での短い短い一夜を過ごしたがために、
身を捧げ尽くして恋い続けることになるのでしょうか。

・文法など
「難波江の葦の」は「かりね」にかかる序詞。

「かりねのひとよ」は、「刈り根の一節」と「仮寝の一夜」の掛詞。
「みをつくし」は、「身を尽くし」と「澪標」の掛詞。

「葦」、「かりね」、「ひとよ」は縁語。
「難波江」、「みをつくし」、「わたる」は縁語。
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