今日の「をぐら山春秋」

伊勢の斎宮わたりよりのぼりて侍りける人に忍びて通ひけることをおほやけも聞こしめして、
守り女など付けさせ給ひて、忍びにも通はずなりにければ、よみ侍りける

今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを
  人づてならで 言ふよしもがな

                ――左京大夫道雅  「後拾遺和歌集」


<直訳>
伊勢の斎宮より上京してきた女性(当子内親王)のもとへ、
人に知られないように通っていたことを三条天皇のお耳に入り、
天皇は(怒って)お付の女性をつけなさったので、
忍び通うこともできなくなって詠みました歌

今ではただ「あなたへの思いを絶ちます」とだけでもいいから、
人づてでなく直接言える方法があったらなぁ



<hの実情に当てはめた意訳>
今となっては取り返しもつかないことをしてしまったようだ。
「身の丈にあわない、不釣り合いなお付き合いだったから、諦めます」とだけでも
きっちりとお伝えしなければならない。
これは人づてだとそれ以上のことは話し合えないから、
きちんと会って話さなければならないなぁ。
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