さて、家にある「をぐら山春秋」がなくなってしまいました。

しかも、この「をぐら山春秋」、出る歌が完全にランダムであるのと、
商品自体が贈答用であることを加味すると、全ての恋の歌を網羅するのに、
いつまでかかってしまうのかわかったものではありません。

ですので、今日からは1日1首を、番号の若い順に紹介していきたいと思います。


さて、小倉百人一首で一番最初の恋の歌は、第3番歌です。




あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
  ながながし夜を ひとりかも寝む
              ――柿本人麻呂(「拾遺和歌集」)


<直訳>
山鳥の垂れ下がった尾のような(秋の)長い長い夜を、
(恋しい人と離れて)ひとりで寂しく寝るのであろうかなぁ。



古典の教科書で1回は出てくる有名な短歌ですね。

「あしびきの」は、「山」にかかる枕詞。
「あしびきの〜尾の」までは、「長々し」にかかる序詞。


ヤマドリ(キジ科キジ目)は、つがいでも雌雄が別々の谷で寝る性質があるそうですよ。。。



では、恒例のアレで〆て、また明日。

<hの実情に合わせた意訳>
2人が一緒のお布団で寝るときは、気が付けば明け方になっていて、
それから寝入るということも少なくなかったのに、
離れ離れとなってしまった今では、明け方まで過ごそうと思っても、
辛く長い長い時間でもあるし、お布団の中でも安心して寝るのがままならないことよ。




次は第13番歌をお届けします。
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