久々に泣き疲れて、気が付いたら寝ていました。



さて、今日の歌は。


釣殿の皇女につかはしける

つくばねの 峰より落つる みなの川
  こひぞつもりて 淵となりぬる

              ――陽成院(「後撰和歌集」)



第57代天皇陽成天皇の歌で、釣殿宮綏子内親王(つりどののみや すいしないしんのう)へ
あてた歌であるといわれています。


<直訳>
釣殿宮の内親王に贈った歌

筑波嶺(つくばね。筑波山の峰)から流れ落ちる
男女川(みなのがわ)の水が積もり積もって深い淵となるように、
私の恋の悩みも心に深くたまってしまったことだよ。



「つくばね〜川」までは、「淵となりぬる」にかかる序詞。


茨城県にある筑波山は、男体山と女体山の二峰に分かれていて、
昔より歌に詠まれるほどの名山とされています。



<hの実情に合わせた意訳というか、気持ち>
筑波山の峰より流れ落ちる男女川の綺麗な水が淵となるように、
私のあの人への想いが単純に心の中に募っていくならいいのに、
私の心の中では、大和川の水のようにさまざまな気持ちが駆け巡って、
すっかり汚れてしまっていることよ。


大和川は、奈良と大阪を流れる一級河川で、
ちょっと前まで、日本一汚れた(BOD値)一級河川でした。
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