CIMG1016.jpg
 小学生向けサイエンス教室のため、
 化学では手鏡を作ることになりました。

 銀鏡反応でスライドガラスに
 銀を沈着させるというものです。


この画像の詳細ですが。
まず試験管にはアンモニア水が入っています。
右の水色のテープのビーカーがグルコースの水溶液。
隣のグレーのテープのビーカーが硝酸銀水溶液です。


銀鏡反応は、アンモニア性硝酸銀に還元反応を起こさせる物質
(たとえば構造にアルデヒド基を持つモノ)で銀イオンを還元し、
試験管の壁などに銀を付着させる有名な反応です。

まぁいろいろと注意点はあるんですがね。
まず雷銀で爆発を起こす可能性がある。
アンモニアの臭いに泣きそうになる。
硝酸銀水溶液が皮膚や衣服につくと取れない
(皮膚はまぁ自然に取れていきます)。

逆に注目すべき点としては、
CIMG1019.jpg
CIMG1021.jpg
1.硝酸銀水溶液にアンモニア水を入れると酸化銀の褐色沈殿ができる。
なぜか水酸化銀とかにはならないんですね。

2.しかし、アンモニアを加え続けて過剰になると、
ジアンミン銀イオンという錯イオンができるので、
水に溶けて透明の溶液に変わります。
これがアンモニア性硝酸銀の水溶液です。

アンモニア水過剰で錯イオンになるのは、銅・銀・亜鉛と覚えましょう。

CIMG1023.jpg で、グルコースは還元性があるので、
 先ほどのアンモニア性硝酸銀と混ぜると、
 銀の単体が析出し色が変わってきます。

 この状態でしばらく静置して、
 スライドガラスに銀を沈着させます。


CIMG1027.jpg さぁいよいよビニルテープをはがします。
 剥がした面に銀がきれいについていれば、
 鏡となって成功ですが・・・?

 \上手にできましたー/


あとあとわかったんですが、どうやらスライドガラスを
アンモニア性硝酸銀とグルコースの混合溶液に浸すときに、
塩化スズ水溶液でスライドガラスを洗ってやると、より銀がつくそうです。
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テーマ:自然科学
ジャンル:学問・文化・芸術
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