第44、45番歌は過去の記事をご覧ください。



由良の門を 渡る舟人 かぢを絶え
 ゆくへも知らぬ 恋の道かな
              ――曽禰好忠  「新古今和歌集」


<直訳>
由良川の河口付近を渡る舟人が、
櫂を流してしまって、行方もわからぬまま漂うように、
この行く末がどうなっていくかわからない、あてもないわが恋よ。


・文法など
「由良の門を〜絶え」は「ゆくへも知らぬ」にかかる序詞


「由良の門」
京都府を流れる一級河川由良川のこと。若狭湾に注ぐ。
”由良川の河口付近を”の意味。



<(久々の)hの実情に合わせた意訳>
人生とは無常である。
川にできる泡ぶくが、そのまま長くとどまっていることがないように。
そして人は、あらゆる波に揉まれながら生きている。
各々の人生がどうなるかは誰にもわかるはずもない。

それと同じで、この恋もどうなるかわからない。

私は就職ができるのか。
それ以前に復学できるのか。


それまで、あなたは私を好きでいてくれますか・・・?




この道を行けばどうなるものか。
危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。

踏み出せばその一足がみちとなり、
その一足が道となる。
迷わず行けよ、行けばわかるさ。
(清沢哲夫「道」より)
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