女のもとより雪降り侍ける日帰りてつかはしける

明けぬれば 暮るるものとは 知りながら
 なほうらめしき 朝ぼらけかな

               ――藤原道信朝臣  「後拾遺和歌集」


<直訳>
雪が降ります日に、女のもとより帰ってから贈った歌

夜が明けるとまたやがて日が暮れるものとは知りながらも、
それでもやはり恨めしく思う夜明けだなぁ。



・文法など
「明けぬれば」
=「明け」+完了の助動詞「ぬ」の已然形+接続助詞「ば」
⇒(夜が)明けると

「朝ぼらけ」
朝、ほのぼのと明るくなってきたころ。
時間的にはよりかは少し後。
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