中関白通ひそめ侍けるころ

忘れじの 行く末までは かたければ
 今日をかぎりの 命ともがな

            ――儀同三司母(ぎどうさんしのはは) 「新古今和歌集」

<直訳>
中関白(藤原道隆)がちょくちょくと自分の所に通うようになったころ

「いつまでも忘れないよ」と言うあなたの気持ちが、
この先ずっと永遠に変わらないということは難しいので、
そう言われたこの今日までの命であったなら、どんなに幸せであることか。。。



・背景および文法など
「忘れじの」=”忘れじ”+格助詞「の」
→”忘れじ”は中関白の言葉。「の」=〜という
⇒「忘れまい」という

「かたければ」=「難し(かたし)」の已然形+接続助詞「ば」
→已然形+ば=(ので、から、と、ところ)と訳す確定条件の意
⇒難しいので

「かぎり」=最後、最終の意味
「もがな」=”〜だったらなぁ”という願望を表す終助詞。


詞書(ことばがき)にあるとおり、藤原道隆がちょくちょくと
自分の所に通うようになったころに、嬉しくて詠んだ歌のようですね。

現代のように”失恋したから死ぬ”ではなく、
この時代だと”このMAX幸せのまま死にたい”なんですね。


<♂と♀のシリーズ第3弾>

〜(設定は)文化祭前日〜

♀「もう台詞覚えた?」
♂「ぬぁ・・・、びみょ・・・」
♀「・・・アンタね〜、もう本番明日なのよ」
♂「つっても、ただの高校生の演劇じゃねーか」
♀「でも、私たちが主役なんだから、クラスに迷惑かけられないじゃない」
♂「なんで、オレが主役なんだ・・・」
♀「だから、クジで負けたんだから仕方ないじゃない」
♂「普通、こーゆーのって主役やりたがりがいるもんじゃ・・・」
♀「いなかったから、クジで負けた人がやることになったんでしょ」
♂「なんか、オレが負けるように仕組まれたみt」
♀「気のせいよ」


♀「ほら、最後のシーンの合わせやるわよ」
♂「台本見ながらでいいだろ」
♀「明日までに覚えられるならね」
♂「へいへい」

♀『あぁ・・・、中関白様・・・』
♂『君のことはいつも想っているよ』
♀『ありがたきお言葉。このまま死んでしまってもいいくらい嬉しいですわ』
♂『ははは、そんなたいそうな』

♀「ちょっと大根。棒読みすぎるわよ」
♂「ねーよ。笑うのを必死にこらえてやってんだぞ・・・」
♀「なーんで、こんないい話を笑っちゃうのよー!」
♂「だって、相手がお前だと思うと、わらけてしょーがない」
♀「なっ、なによ。それっ、どういう意味よ」
♂「やー、いつも一緒にいるからな。急にラブラブな雰囲気にはならんな」
♀「・・・そっかそっか。私、女っぽくないもんね」
♂「それくらいで拗ねんな」
♀「いいもーん。」
♂「わかった。オレが悪かったって。」
♀「つーん」
♂「あげあんぱん2個で許してくれ」
♀「やだ。」
♂「なんでだよ」
♀「もう1回セリフ通しの練習する。」
♂「怒ってんじゃないのかよ」
♀「ヒロインの名前、私の名前に置き換えて読みなさい」
♂「げっ・・・」
♀「できないなら、スペシャルサンデーだから」
♂「・・・・・・わかった」

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